インターネットを使う時間は、現代人にとって毎日の習慣のようなものです。
調べ物、動画視聴、メールやチャット、買い物……ほとんどのことをブラウザで行うようになりました。
でも、そのたびにマウスで「新しいタブを開いて」「検索して」「閉じて」とやっていると、どうしても時間がもったいない。
そんなときに頼りになるのが ショートカットキー です。
今回は、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどの主要ブラウザで共通して使えるショートカットを20個以上紹介します。
単なる操作説明だけでなく、「どんな場面で役立つか」「実際に使うとどんな気持ちになるか」 を交えながら解説していきます。
- 1. Ctrl+T(新しいタブを開く)
- 2. Ctrl+W(タブを閉じる)
- 3. Ctrl+Shift+T(閉じたタブを復元)
- 4. Ctrl+Tab / Ctrl+Shift+Tab(タブの移動)
- 5. Ctrl+数字(特定のタブに移動)
- 6. Ctrl+N(新しいウィンドウを開く)
- 7. Ctrl+Shift+N(シークレットウィンドウ)
- 8. Ctrl+L(アドレスバーに移動)
- 9. Ctrl+R / F5(ページの更新)
- 10. Ctrl+Shift+R(キャッシュを無視して更新)
- 11. Ctrl++ / Ctrl+− / Ctrl+0(ズーム)
- 12. Ctrl+F(ページ内検索)
- 13. Ctrl+クリック(リンクを新しいタブで開く)
- 14. Ctrl+Shift+B(ブックマークバーの表示切り替え)
- 15. Ctrl+H(履歴を開く)
- 16. Ctrl+J(ダウンロード一覧)
- 17. Ctrl+Shift+Delete(閲覧履歴の削除)
- 18. Ctrl+Shift+M(プロフィール切り替え)
- 19. Ctrl+Shift+O(ブックマークマネージャー)
- 20. Alt+← / Alt+→(戻る・進む)
- 利用シーンを想像してみる
- まとめ
1. Ctrl+T(新しいタブを開く)
新しいタブを開くとき、マウスで「+」ボタンをクリックするのは地味に面倒です。
でも Ctrl+T を押せば一瞬。
調べ物をしていて、「このキーワードも調べたい」と思った瞬間にタブを追加できる。
そのスピード感はクセになります。
2. Ctrl+W(タブを閉じる)
タブを閉じるときにマウスで「×」を押すのは意外と狙いにくい。
Ctrl+W なら迷わずサクッと閉じられます。
「もうこのページは不要だな」と思った瞬間、キーを押すだけ。小さなストレスが消えるだけで作業が驚くほど快適になります。
3. Ctrl+Shift+T(閉じたタブを復元)
「あっ!間違って閉じた!」という経験は誰にでもあります。
そんなときは Ctrl+Shift+T。
押した瞬間に閉じたタブが復活する安心感は、ちょっとした魔法のようです。
調べ物をしている最中に特に重宝します。
4. Ctrl+Tab / Ctrl+Shift+Tab(タブの移動)
複数のタブを切り替えるときに便利なのが Ctrl+Tab(右へ)と Ctrl+Shift+Tab(左へ)。
例えば「片方のタブでニュース記事を読んで、もう片方でメモを取る」といった作業がマウスなしで快適に進みます。
5. Ctrl+数字(特定のタブに移動)
タブを10個以上開く人にとって神ショートカット。
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Ctrl+1 → 一番左のタブへ
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Ctrl+9 → 一番右のタブへ
調べ物をしているときに「あのページにすぐ戻りたい」というとき、即座にジャンプできます。
6. Ctrl+N(新しいウィンドウを開く)
作業を分けたいときには新しいウィンドウ。
「調べ物用」「仕事用」と分けておくと頭の切り替えもスムーズです。
7. Ctrl+Shift+N(シークレットウィンドウ)
履歴を残したくないときに使うシークレットモード。
例えばプレゼントを探すときや、仕事の検索履歴を残したくないときに重宝します。
8. Ctrl+L(アドレスバーに移動)
検索窓にカーソルを合わせる必要なし。
Ctrl+L で一瞬で入力体制に入れます。
気づくと「マウスでURL欄をクリックする」という癖が消えていきます。
9. Ctrl+R / F5(ページの更新)
表示が崩れたり、新しい情報が欲しいときはリロード。
ショートカットなら手間なく最新状態にできます。
10. Ctrl+Shift+R(キャッシュを無視して更新)
「更新したのに変わらない?」そんなときはこれ。
キャッシュを無視して新しいデータを読み込みます。
11. Ctrl++ / Ctrl+− / Ctrl+0(ズーム)
ページの文字が小さい、または大きすぎる。
そんなときに便利なのがズーム。
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Ctrl++ → 拡大
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Ctrl+− → 縮小
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Ctrl+0 → 元のサイズに戻す
視力に合わせて自由自在に調整できるのは意外と快適です。
12. Ctrl+F(ページ内検索)
長いページの中から特定の言葉を探すとき、Ctrl+F は必須。
何十行も読む必要がなくなり、一瞬で目的の情報にたどり着けます。
13. Ctrl+クリック(リンクを新しいタブで開く)
検索結果を一気に開いておきたいときに便利。
いちいち戻る必要がなくなり、作業がスムーズです。
14. Ctrl+Shift+B(ブックマークバーの表示切り替え)
普段は非表示にして画面を広く、必要なときだけ表示。
ブックマークを使う人には地味に嬉しいショートカットです。
15. Ctrl+H(履歴を開く)
「あのページ、昨日見たんだけど……」
そんなときは Ctrl+H。
履歴一覧が一瞬で出てきます。探すストレスから解放されます。
16. Ctrl+J(ダウンロード一覧)
ダウンロードしたファイルを探すとき、保存先を探すのは面倒。
Ctrl+J で一覧を開けば一発です。
17. Ctrl+Shift+Delete(閲覧履歴の削除)
履歴やキャッシュをまとめて消したいときに便利。
「ちょっとPCを整理したい」というときに役立ちます。
18. Ctrl+Shift+M(プロフィール切り替え)
ChromeやEdgeでは複数アカウントを切り替えられます。
仕事用とプライベート用を使い分けるときに便利です。
19. Ctrl+Shift+O(ブックマークマネージャー)
ブックマークの整理をするときに使うショートカット。
大量のブックマークも快適に管理できます。
20. Alt+← / Alt+→(戻る・進む)
マウスの戻るボタンに手を伸ばさなくてもOK。
ショートカットでサクサク移動できます。
利用シーンを想像してみる
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学生の場合:レポート作成中に調べ物をする → Ctrl+Tで新しいタブ、Ctrl+Wで不要タブを閉じる。
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会社員の場合:会議前に資料を探す → Ctrl+Fで必要な部分をすぐに見つけ、Ctrl+Shift+S(スクショ)で保存。
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趣味の時間:動画を見ながら記事を読む → Ctrl+Tabでタブを切り替えながら楽しむ。
「マウスを動かしてクリックする」という小さな時間を積み重ねると、1日で数十分以上の差になります。
それをショートカットで解決できたときの爽快感は格別です。
まとめ
ChromeやEdgeで共通して使えるショートカットを20個以上紹介しました。
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タブ操作系(Ctrl+T / Ctrl+W / Ctrl+Shift+T)
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ページ操作系(Ctrl+R / Ctrl+F / Ctrl++−)
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履歴やブックマーク系(Ctrl+H / Ctrl+J / Ctrl+Shift+B)
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その他便利系(Ctrl+Shift+N / Ctrl+Shift+Delete / Alt+← →)
ショートカットを覚えることは、ただの操作短縮ではなく 自分の時間を取り戻すこと につながります。
最初は1〜2個でもいいので、日常的に使ってみてください。
やがて自然と指が覚え、「マウスでポチポチ操作するよりずっと快適だ!」と感じられるはずです。